インチャイ☆サプリ CASE:1 【小手伸也の「小劇場ノリで日本神話講座」シリーズ】
- 企画書 -
ごあいさつ
innerchild/supplement(インチャイ☆サプリ)とは?

劇団innerchildによる本公演以外での活動。
「歴史」「神話」「心理学」などを壮大な物語の中で語ってきたinnerchildが、
小さな空間で生み出す濃密な時間を、朗読やライブなど、本公演とは一味違った形でお届けします。

そして今回、その第一弾としてお送りする企画が、

【小手伸也の『小劇場ノリで日本神話講座』シリーズ】

知的好奇心に応える歴史・情報バラエティをLIVE(生)で!
小劇場を活用した全く新しい表現の発信=『学び系ライブ・エンタテインメント』

これは、物語という敷居を取り外し、純粋に世の中の知的好奇心に応える「学びの場」として、
朗読と解説を中心としたトーク・ライブ形式の企画となります。

テーマを分かりやすくひも解きながら、そこにinnerchildならではの演劇要素や映像表現を取り入れ、
観客と一体化した情報バラエティを生で体感出来るエンタテインメントとして、
難解と思われがちな日本神話の世界を、数回に分けて解説していくシリーズです。

構成・演出は、業界関係者を対象に「日本神話ワークショップ」を開いたこともある、
innerchild作家・演出家・役者の、小手伸也が務めます。
『〈私説〉小手伸也のよくわかる古事記』
知って楽しむ日本の神様事情!

内容は『古事記』の中でも最も有名な『上巻(かみつまき)』。
世界の始まりから初代天皇の誕生までが描かれた部分となります。
その中を更に「イザナギとイザナミ」「アマテラス」「スサノオとヤマタノオロチ」等
細かく章立てて、数回に渡って上演(講演)することで、多角的に『古事記』に触れていきます。

もちろん講師の小手伸也は、ただの劇作家なので、あくまで内容は〈私説〉ですが、
その講義は学説に囚われない自由な独創性と、エンタメ精神に溢れたものになると約束出来ます。

客席数50という小空間ならではの濃密なひととき。
独演会といえるほどワンマン・トークでもなく、カルチャー講座というほど堅苦しくもない。
落語とも、一人芝居とも、トークライブとも言い切れない新ジャンル、「講義ライブ」!

本でも、TVでも、ましてや授業でも味わえない
演劇の枠すらをも超えた、知的エンタテインメント空間がここにあるのです!
具体的な内容(案)
@出演者
 ■メインMC・朗読・解説:小手伸也(innerchild)
 ■サポート出演:菊岡理紗・石川佳那枝(同じくinnerchild)

A規模
 ■小劇場などのイベントスペースを使用
 ■それを、数ヶ月おき、全4回のシリーズ(次ページ詳細)で開催

B内容
 ■「古事記」原文の朗読と、内容解説を中軸とする
 ■言葉だけでは分かりにくい内容は、演劇的な演出で具体的に演じて見せる
 ■分かりにくい関係図や、実在する史跡・神社などは映像(またはスライド)で紹介
 ■覚えづらい原文の言葉や神名などはテロップで補完

C構成
 ■全体をオープニング・Aパート・Bパート・エンディングに分ける(全体の時間は1時間程度)
 ■オープニングはイントロダクションとして、挨拶や前回までのあらすじ紹介、タイトル映像まで
 ■古事記本編については、A・Bパート内で進行
 ■AパートとBパートの間にブレイクを設ける ※D後述
 ■エンディングでは、クロージングトークと次回予告、エンディング映像で終わり

Dブレイク内容(案) ※詳細一切未定
 ■ゲストとの古事記にまつわるフリートーク
 ■古事記神話の本筋から外れたサイドストーリーをかいつまんで紹介
 ■古事記が作られた当時の歴史的な背景を解説
 ■古事記ゆかりの神社や観光地を紹介
 ■古事記を読んで感じた純粋な疑問と、それに対する様々な説を紹介
 ■古事記を分かりやすく読むコツの紹介
 ■神社とお寺の違いや、日本人のカミ概念など、日常的な視点から古事記に近付く方法を噛み砕いて紹介
講義内容(予定)

第一回 『イザナギとイザナミ』
世界の始まりの様子から、イザナギ・イザナミの誕生、国生み、イザナミの死と黄泉の国へ向かうイザナギ
黄泉平坂と二神の別れ まで

第二回 『アマテラス』
イザナギから誕生するアマテラス・ツクヨミ・スサノオの三神、アマテラスの高天原統治とスサノオの蛮行
アマテラスの岩戸隠れ、スサノオの追放 まで

第三回 『スサノオとヤマタノオロチ』
追放されたスサノオとアシナヅチ・テナヅチとの出会い、ヤマタノオロチ退治、クシナダヒメとの結婚 まで

第四回 『出雲のオオクニヌシ』
スサノオ六代子孫のオオナムチ誕生、因幡の白兎、兄弟に苛められるオオナムチ、黄泉下り
スサノオによるオオナムチの「オオクニヌシ」命名、スクナビコナとの国作り まで


※ここまでを第一シーズンとして、以下第二シーズン継続案

第五回 『天孫降臨(てんそんこうりん)』
アマテラスの葦原中国平定命令、アメノホヒ・ワカヒコの裏切り、タケミカヅチの降臨とオオクニヌシの息子達
国譲りと出雲大社、アマテラスの孫ニニギの降臨 まで

第六回 『神武天皇(じんむてんのう)』
ニニギとコノハナノサクヤヒメの結婚、ウミサチヒコとヤマサチヒコの誕生、ヤマサチヒコとトヨタマヒメの結婚
その孫カムヤマトイワレビコの誕生、東征、イワレビコの「神武天皇」即位 まで

参考文献

新編日本古典文学全集1: 『古事記』(小学館)
梅原猛: 『古事記』(学研M文庫) 『神々の流竄(ルザン)』(集英社文庫) 『梅原猛著作集〈7〉日本冒険(上)』(小学館)
瓜生中: 『知っておきたい日本の神話』(角川ソフィア文庫)
鎌田東二: 『超訳古事記』(ミシマ社)
坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋(校注): 『日本書紀(一)』(岩波文庫)
森博達: 『日本書紀の謎を解く―述作者は誰か』(中公新書)
BooksEsoterica: 第2号『神道の本』 第10号『古神道の本』 『天皇の本』 40号『古事記の本』(学習研究社)
BooksEsoterica事典シリーズ: A『日本の神々事典〜神道祭祀と八百万の神々』(学習研究社)
佐原真: 『魏志倭人伝の考古学』(岩波書店)
AERA Mook: 『日本神話がわかる。』(朝日新聞社)
五月女ケイ子: 『五月女ケイ子のレッツ!!古事記』(講談社)
日本神話講座制作委員会編: 『萌え萌え日本神話講座・神の国の歩きかた』(イーグルパブリシング)