(2005年5月)


1日(日)
はい!そういう訳で始まりました。
『横浜から電車で60分弱(アゴラまで)』しかしまぁ電車オンリーの生活も悪くはない。今や必要不可欠な携帯電話もしかり、いくら便利なものでも無きゃ無いで我々は上手く生きて行けるはずなんです!そう、レッツ・スローライフ!
あ゛ー稽古場(巣鴨)遠いなぁー!!…いやいやいや。スローライフはどうしたオレ。
そういえば別の客演(東京ハートブレーカーズ)でココを利用してる(平野)くんじさんと喫煙室でよく会う。去年のハッポウの稽古もココだったんだけど、あの頃二人してやたらハマッタ「水タバコ」(何故か常備されている)を見ていると、なんとも歪んだ時間軸に放り出されたような気分になって、思わずきだ(つよし)さんの新しい台本を待ってしまうのだが、今待ってるのは内藤(達也)くんの台本(ってゆーか構成表)だった。世の中はGWだというのに。GW?!あぁ…「Great Worirrer(偉大なる苦労人)」のことか…。みんな苦労してるもんな…頑張ろう。頑張ってるけど。
…といっても、別段焦ってる訳でもなく、テンパッてる訳でもない。“エチュード(即興)の再現=台本が無い”という「バーズ」のスタイルは、「覚える」ことよりも「生(ライブ感)を想定する」ことが重要だったりするので、ある意味開き直れて僕にとってはむしろ心地いい位だ。とりあえず、
頑張れなくならないように頑張ろうね。

3日(火)

ちょっと稽古を抜けさせてもらって、某ドラマ制作会社に面接に。なんでも、7月期の新ドラマにレギュラーで候補に挙がっているとか!オーディションではない。ご指名頂きました!という訳でホストよろしくプロデューサーさんや監督さんにひざまずき、おしぼりを差し出す俺。嘘。そんな余裕一切無し。でも硬くなっちゃうとそーゆー印象に取られちゃうから(オモシロを買われたっぽいので)、全力でリラックスする俺。レギュラーかぁ…。これで俺も少しはカメラと仲良くなれるだろうか。カメラとの楽しい日々を夢想していたことが良かったのか、はたまたそこにカメラが無かったことが良かったのか、面接も台本読みも終始明るく楽しい雰囲気で乗り越えることが出来、かすかな手応えを感じつつ稽古場に帰る。
まぁ結局この話は流れたんですが…。
設定の大幅な変更のよる役柄の縮小、innerchild作演を9月に控えている俺自身のタイトなスケジュール、そういったものが重なってのことだ。残念だけどしょうがない。こういうのって「縁」だから。きっと神様が「オメーにゃチト早ぇーんじゃねぇの?」と判断したんだろう。俺もそー思う。先走って変に自慢しなくて良かったな、俺よ。

4日(水)

この日は昼の食事休憩の時間、みんなで「そうめん大会」を開く予定日。コンビニ飯ばっかりじゃ頑張れない!たまには気分を変えてリフレッシュ飯だイエーイ!とノリもハツラツにそうめんを持参した首謀者の(松下)コノミさん。早速、談話室備え付けのガスコンロで麺を湯がこうと下準備に掛かるも、稽古場事務所からNGのお達しが…。まぁ確かに、元の施設が廃校で何でも揃ってるとは言え、まさか芝居の練習でやって来てる人達が「そうめんを茹でたい」などと言って来るとは規定外だったのだろう。そんなことに火を使ってくれるなと。
さあ困ったこれは中止かと思いきや、近所に住んでいるコノミの友達が食事休憩の時間に合わせて茹で上がった大量のそうめんを持って来てくれたというではないか!いつの間に!?っていうかどんなお友達ですか、そんな甲斐甲斐しいマネが出来る「古き良き時代の女」(←俺が考えたフレーズ。あんま流行らない。多分=maybe!)ってのは?そんな方とは是非この際お近づきにって
キミ廿浦(つづうら)裕介くん(少年社中)!!
彼の、いやこの際「彼女の」細やかな仕事のお陰で、無事おいしく頂きました。意外な場所で食う、意外な人の茹でたそうめん、意外なほどに美味かったです。ごちそうさまでした!
と、そんな興奮覚めやらぬ間に今度はケーキ入場!そう、今日はコノミの誕生日なのだ!かわいらしいケーキに火を灯し皆でハッピーバースデーを合唱する一同と、そうめんのことで頭が一杯だった彼女の驚く顔。イイ…。今日はイイ日だ。今日は稽古をしなくてイイ日だ。
パフォーマンス・パート(「バーズ」の特色とも言える身体表現のパート)の打ち合わせに余念の無い内藤くんとマット(大内真智)の前に、そっと小皿に盛ったそうめんを置いて様子を見る。…真剣だ。ヨシっ稽古しよう!!


そうめん大会!
稽古場内の炊事場で火が使えず開催が危ぶまれたが、ツヅウラ氏(家が近所)のファインプレイで無事おいしく頂けることに。茹でた麺だけ置いて去っていく彼の後姿に真の職人を見た!

HAPPY BIRTHDAY!
そうめん大会主催者の彼女がこの日バースデイ!ということで続けザマにサプライズ・イベント勃発!
稽古とか…今日はもういいんじゃないかな(?)

n日(朦)
走るように一週間が過ぎて行く。まさに正念場。全体の構成も上がり、シーンごとにチームになっての個人練習も増える。いくら即興とはいえ100%即興では、音響照明のタイミングが伝わらない。そのための台本というものが一応必要になって来る訳で、今までやって来た数々のエチュードを、具体的に文字化して行く作業が平行する。それに加え、ピエール(杉浦理史)の振り付けによるダンスの練習、パフォーマンスの考案と練習など決まったはいいが身体が覚えなきゃいかんことが目白押しだ。こういう部分の練度が上がって行かないと他でルーズなことが出来なくなる。
このダンスとパフォーマンスの練習は稽古後半から繰り返し行われ、結局本番に入っても毎日確認することになった。

さらば巣鴨!いよいよ9日からは「駒場アゴラ劇場」だ!長い小劇場歴の中で意外にも初めての小屋。通うよ〜電車で!休演日無しの全16ステージ、仕込み日入れて2週間…わりと長い。でも横浜から意外と近い!それが嬉しい!

11日(水)

遂に本番が始まる。「ライブ感」を楽しみたい気持ちの方が勝っているので、さほど緊張は無い。ので、出の直前の狭い舞台袖で他の出演者に荒い鼻息を吹き掛けたりしていると、皆そんな年上の大人気ない行為に苦笑しつつ本当に嫌がってるっぽいので、あぁ俺は学ぶということを知らないし、反省してるって言いながら本当は全然反省しない人なんだなぁと、己の愚かさを心底呪う。一応謝ります。すみませんでした。
で、いざ舞台に上がってみると、明転してびっくり。客席が異常に近い。と同時に物凄く懐かしい気分に浸る。
そう。昔はいつでもこんな距離感で芝居をしていたし、それが心地良かった。いつの間にか自分の劇団でも「キャパシティ100名以下の空間じゃ無理」とか言い出したり、商業演劇の方法論に染まりつつあったりした自分ではあったが、本来の自分の純粋なモチベーションはこういう小劇場で培われたものではなかったか!そうだ!ここが僕の居場所だったんだ!僕はココに居ていいんだ!そんな「エヴァンゲリオン」的な自己肯定がMAXを振り切った時、最終人型決戦兵器「役者人間コテンゲリオン(初号機)」とその搭乗者「碇シンヤ」のシンクロ率が400%を突破→「暴走」!(必然)
…またですか…?
ちなみに、伊吹マヤ役の(長沢)ミキは一応僕のワークショップの生徒です。(innerchild/WS vol.2)


初日打ち上げ!
なんとか無事幕も開いてホッ…というか脱力する皆さん。カオリン(山中郁)とマットの笑顔も心なしか覇気がありません。一番虚脱気味なのはスイマセン多分俺。

携帯文化全盛
最近携帯からもUP出来るブログというやつの流行で、写メを撮ってる人が周りにも増えてますが、この人たちは単純に「変顔」を収集しているだけの模様。森下(亮)くんが涅槃寸前です。

13日(金)
小屋入り前の午前中、幕も無事上がり(個人的にはまだ「暴走」をコントロール仕切れてない)、バタバタも落ち着いて来た(個人的にはマダ)頃合を見計らって計画していた、次回9月の公演でお世話になる「吉祥寺シアター」への舞台監督チーム合同見学。いつもお世話になっている舞台監督筒井(昭善)さんが別件(コンドルズ)で本番に就けないので、今回は清沢(伸也)さんとタッグでお世話になることに。下の名前が俺とおんなじな清沢さんは俺とは正反対のシッカリ且つ冷静な感じの方。他の現場で度々お世話になっているが、直接一緒に仕事をするのは今回が初めてだ。ただでさえ舞監には毎回苦労させてんだ…余計に迷惑掛けない様にしなきゃ…。
吉祥寺シアターは吉祥寺駅北口から歩いて5分位。前回見学に行った時はまだ工事中で、中を見るのにヘルメットを渡されたりしたが、もうスッカリ完成してそれはもうキレイなもんだ。設備も充実してて申し分ない。楽しみですね!(具体的な話まだ一切出来ないけど)

それにしても、ここで「柿落とし」(コケラオトシ=新改築の劇場での初興行のこと)をやる「KERA・MAP」は、ここでどんなことをするつもりなんだろう?今回も演出助手を頼むノブ(三嶋義信)が丁度出演してるので、動向をスパイさせているのだが(!)、どうもムコウもコチラを意識してるらしい。「後で使う人が悔しがる位全部やってやる」というのはケラ(リーノ・サンドロヴィッチ)さんの明らかな宣戦布告と取っていいだろう。ってゆーか規模が違うんですからウチを視界に入れるのやめて下さい!どうしましょう…。「ケラマップ次第かな!」(筒井さん)
よし、こうなったらもう勝手に「演出家対決気分」で自分を盛り上げて行こう!(岸田戯曲賞受賞者相手に)


吉祥寺シアター視察
オープニング間近の吉祥寺シアター外観。颯爽と仕事電話を掛ける清沢さんと、見切れてる筒井さん。多分全員あんまり寝れてない人たち。


 中はこんな感じ
中ではオープニングイベントの稽古をしていた。9月公演…ここをどーゆー風に使ってやろうか…夢は膨らむものの、ここでコケラをやるKERA・MAPの動向が気になってしょうがない。

Α日(駒)
「暴走」をいいようにコントロール出来るようになって来た!かもしれない。自信は無い!が、少なくとも大分慣れて来た。遊び処が分かって来た。内藤くんが怒らない程度ならいいだろう。いいんだよね?自信は無い!それにしてもピエール相手に「暴走」するのは楽しい。困りながらツッコム彼は恐らく動物的に俺を恐れている。舞台上は弱肉強食のサバンナだ!俺はライオンだ!みんな食ってやる!ガハハハGAOOHHHHH!
が、そんな俺様にもよく分からない生き物が居る。みーちゃん(近藤美月)だ。コイツは俺様がいくら吼えても全く動じない。何なんだ。かと思ったら急に思いもよらない角度からパンチを放って来る。コイツは危険だ。ライオンごっこ中止。一旦人間同士コミュニケイトしよう。
みーちゃんさ、あそこのアドリブ全然OKなんだけど、何て言うか一応事前に教えといてくれないかな?
「うーん…私も直前に思いついたこと言ってるから、分かんないや。ごめんなさい。」
…。予防線を張ろうとした俺が悪いのか?これは「家庭教師」というネタについての楽屋での会話だったのだが、このネタは俺が「先生」、ピエールが「生徒」、しかしピエールは口パクで台詞は第三者のみーちゃんが全て喋る。その内容がピエールの意図と全くずれているので俺とのコミュニケーションが徐々に破綻する、という内容なのだが、このみーちゃんのずらし方が尋常じゃない。ピエールの「スミマセンと頭を下げる」芝居に「ちゅんちゅん、私はスズメです。」とあてて来る。なんだぁそりゃぁ!!どうツッコメっちゅーんですかい?!
泣きながら楽屋に帰り、「ツッコミの神様」櫻井(智也)氏に教えを乞う。「うーん、正解は無い。あきらめろ。」…こうして俺の牙はもがれたのだが、その腹いせにピエールを引っ掻きまくっている日々。(悪いサイクル)


劇場で飲む風景…
アゴラ劇場ならではの「客席飲み」。お酒の差し入れは山程あるし、店を探す手間も掛からないので万々歳だが、つまみが乾き物ばかりなので毎日やってるとツラくならなくもない…。

【左端(17日)】
演助明石(修平)くんが23歳の誕生日!ケーキの奥に主宰!
【右端(18日)】
マエタケ(前田剛)ウッキー(船戸慎士)白黒コンビ。数神1と2の邂逅!

20日(金)
本番中で忙しい最中ではあるが、プロならば同時に平行して別の仕事をこなせなければ食っていけない。(食っていけないのにプロ?!)
という訳で今日は小屋入り前にドラマのリハーサルに呼ばれている。ケラさん(出たな!)が監修、「ムニエル」村上(大樹)が脚本を担当しているBS-FUJIの「流れる女」というドラマに同事務所ということでムニエルの何人かと一緒に出させてもらうのだが、そもそもドラマのリハーサルというのが初めてだ。これは撮影期間が短く、且つ演劇風味が強い故なのか、あまり状況が読めないまま「新宿村スタジオ」へ。
主演の高野志穂さん、バナナマンさんの他、演劇界ではお馴染みのハラキン(原金太郎)さんや「reset-N」の町田(カナ)さん、ウチからはチヨ(千代田信一)ちゃん、寺部(智英)、(石川)ユリ子、そしてむーさん(村上)本人、出演者一堂に会しての本格的なリハーサル。カメラが無いので安心。(またそんなことを言う…)
と、そこへ「KERA・MAP」の稽古で新宿村に居たケラさんが覗きに来る。「おうっ!」うぃっす!思わず同等な挨拶してしまったが、今はもっかライバル想定中だからショウガナイ。後日ノブから聞いたが稽古場に戻ったケラさんはノブに対し皆の前でしきりに「小手が居たぞ小手が」と言ってたらしい。(知らない人も一杯居るのに)
こうなると最早どーゆー意識の仕方なのか謎だが、それだけ私のことが脅威なのだな。フフフフ…。

22日(日)

長かった16ステージも気が付けばあっという間だった。楽しい毎日は過ぎ去るのも早い。危ぶまれていた動員も尻上がりに上っていったそうだし、何より新しい客演先で新しいことが試せた充実感がある。結局みーちゃんには完敗だったが、まぁいいのだ!
打ち上げまで何処かで休んでて下さいと言われたがトンデモナイ!せっせとバラシに参加。櫻井さんはモチロン帰ったがネ!…いや正直な話、客演は仕込みバラシに参加しないでいいというのは「仕事ベース」で考えるなら当然のことで(あくまで「役者」として呼ばれているから)、責められるべきことではない。むしろ、「客演に働かせている」というイメージが団体にとってマイナスに作用する危険性もあり、僕の行動が一概に褒められるべきものでもない、ということも分かっている。…これは難しく考えるとキリが無い。ただ、自分がやっている団体はハッキリ言ってギリギリの経営状態だし、たとえ失礼だとしても借りれる手はやっぱり借りたいし、何処だって人手が多い分には困らないんじゃないかなぁと。だから、仕込みは行かないにしてもせめてバラシには参加したい。そうしないと、何か見失いそうで怖い。

まぁそんな思惑もありつつバラシを終え、打ち上げ会場の下北沢までタクシーで移動。予想以上にヘトヘトですわ。飲も飲も!食お食お!よーし今回の現場は初めての人も一杯居る訳だから色々挨拶も…と思っていたが、気が付くと俺の居るテーブルには、櫻井さんと森下くんと小野(ゆたか)様というナンピトも近寄り難い最凶布陣が、「俺らなんか相手してくれなくていいんスよ」と低く唸るようにクダを巻く地獄絵図。
挙句、若いお手伝いの女の子を一人ずつ呼びつけセクハラまがいの質問を浴びせる始末
(櫻井さんが悪い)!その内一人が韓国からの留学生で、その時はホントひどかった。彼女の「明石君から聞いたんですけ『勃起』ってナンデスカ?」という噴飯ものの質問に興奮する悪い日本人達。だが知らないんだかしょうがない。慎重に言葉を選び…えー屹立した男根…「おいっ!」全員のツッコミ。余計に混乱する本人。…だからー(股間を指し)ココが…(握りコブシを作った肘から先を力強く斜め45度に)こぉう!
慎重に選んだジェスチャーが通じたのか途端に赤面して明石くんに殴りかかる彼女。よく分からないがそれを見て更に興奮したのであろう櫻井さんがコブシを突き上げながら何度も「オイキムチ!オイキムチ!」と連呼する様には、もう流石の俺も見るに見かねて、その後説教。
で、気が付くと「これからは俺達30代が真剣に頑張らないとイカンのだ」的なマジメな話に移行。もう典型的な酔っ払いですわ。
最後、関係者全員に「大入袋」を配る際の内藤くんのコメントは、半分は冗談でしょうが、もう半分は怖くて聞けませんでした。
「えー、バーズ史上こんなに無茶苦茶やってくれた人は初めてでした。小手伸也さん!」(全員拍手)


シュウマイかチャーハンか
ドラマのリハーサル。思いがけず弁当が出て興奮する小劇場チーム。崎陽軒だ!シュウマイ弁当か?チャーハン弁当か?
どーでもいいけどユリ子ゴミかたせ!
『omi-eye view』!
「ココはお見合いビューなんスよ!」
(小野様酔いどれ金言集より)
結局最後まで小野様の「主宰モテ論」は揺るがなかったけど、結果俺にモテ要素全く無かったでしょ?そんなもん。ハァ…仕事仕事。…また出たいです。

24日(火)
前日の打ち上げの疲れが完全に残っている状態で、先日リハーサルをしたドラマの今日が本番撮影日。で、都内でロケ。
今回の役ドコロは「プロの借金取り」(だって台本にそう書いてあるから)。これはもう疑いようもなくコワイ人なので、「Vシネ」気分のイカツイ身なりにイカツイ顔でスタンバってると、やはりイタズラに目立つようで、どうも主演のバナナマンさんより野次馬の人目を引いているっぽい。でも役に引っ張られて気分がデカくなっているから、変に堂々としてる俺。でもカメラが回ると泣いちゃうの。怖いから。(?)

26日(木)

今日から4日間はワークショップ、『innerchild/WS vol.3』の開催である!今回も盛り上がって行きましょう!という元気なノリで行きたいところだが、とにかく何だか色々集中してて思いの他ゆとりが無い。でも応募数は相変わらず満員御礼、それでも足りなくて急遽1コマ追加した位で、何だかモノスゴク期待されちゃってるみたいだから、おぢさんも疲れてる場合じゃないよね。先生頑張るよ。そう、実に9ヵ月振りの「先生ヅラ」である。
自分はこーゆーの向いてるんだかどうだか未だに謎だが、「講師」の振る舞いはそのまま「演出家」としての振る舞いにも通じるので、日頃「何言ってんのか分からん」とか「言葉が足りん」とか言われている自分にとっても良い訓練になる。
時間割を考えたり、新しいメニューを考えたり、何かと「先生」は大変なのだが、出会う人達がそれぞれ一様に楽しそうにしているのは、何だかやっぱり嬉しい。

28日(土)

ワークショップ3日目。思えばウチのワークショップは「安い」「お手軽」「メニューが豊富」とウリの言葉を並べていくと、何だか「ファミレス」みたいだ。いいじゃん!「ファミレス・ワークショップ」。それでね、受けた生徒が「おいしい!」って言ってくれるならね、「店長」としては満足ですよ!やたら敷居ばっかり高い店とか、素材を生かすって言って乱暴な料理出す店とか、観光客相手にぼったくる店とか、そんなとこ行く位なら「ファミレス」来なさいって!ええ!もちろん「飲食店」のハナシですよ!そんなヤダなぁ〜。
でも、まあ…これ位の過剰な自意識が無いと恥ずかしくって「講師」なんて務まらないんッスよ。ホントに。だから割と一緒になって遊んじゃうんですが…。明日で最後になっちゃうけど、あくまで楽しんでいきましょう!

29日(日)

で、ワークショップとその日の打ち上げが終り、日付も変わった頃になって、矢沢(誠)さんの結婚式の二次会(三次会?)の会場に足を運ぶ。
お店に到着すると人はもう既にまばらではあったが、仲人を務めていた八嶋(智人)夫妻や、ゆかりの演劇人、そして『青ゐ鳥』のメンツ数人が残っていて、しっとりと飲んでいた。
矢沢さんは『青ゐ鳥』の話がキッカケで結婚を意識するようになり、「墨田パークスタジオ」で稽古してた時、たまたま隣りのスタジオで「ナイロン」の稽古(消失)をしていた八嶋さんと再会して、そのことを相談したらしい。んだけど、何故にそのことを直接俺に言ってくれないの?「俺と小手君はかなり打ち解けてるよね!」(みんなの前でがっちり握手)うん。そうなんだけど、ねぇ、何で?あと記念撮影で俺を無理矢理センターにするの何で?
「俺の書いた本がキッカケなんだろ?」とはイヤラシクテとても言えないので、その辺はなぁなぁに。気が付くとヤマシゲ(山崎樹範)と一緒に八嶋さんの話にヘエヘエ言ってるプチ・トリビア状態の後輩気質。(またかよと思う人もいるでしょうが)NODA・MAPの「お茶漬けの話」(1月の日記に登場)を聞いてもらい、「カンパニー(座組み)における身の置き方」について鋭く意見してもらう。そういえば『オイル』で大阪に居た時、ホテルの部屋で励ましてもらったなぁ…。
でも、矢沢さんへのお祝いのビデオコメントを何故か二人一緒に撮った松村(武)さんは、同じ先輩でも決してそういうトコないな。俺が若かりし頃「カムカム」への入団を断って旗揚げしたコトを根に持ってるのか?いや、きっと照れ屋サンなんだろう。うふふ…。
ってゆーか、絶対に松村さんがこんなページ来るとは思えないが、絶対にココを読みませんよーに!!(祈)


プロの借金取り
で、本番はこんな感じで。
ロケバスの中はどうも落ち着かないので、この格好で外に居たらジロジロ見られたり避けられたり。


主役より出しゃばる面々
新郎新婦と記念撮影!…と思いきや一番綺麗な人(花嫁様)に遠慮させる本末転倒なフォーメーション。…なんで俺がセンターに?(言っておくけど絶対にワザとじゃないからね!)